みなさん、こんにちは!  アナウンサーの魚住りえです

 みなさん、こんにちは!  アナウンサーの魚住りえです。
このたび、東洋経済新報社より『たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書』を出版いたしました。

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前著『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』は本当に多くの方に手に取っていただき、おかげさまで15万部を超えるベストセラーとなりました。みなさまに深くお礼を申し上げます。
第2弾となる今回は、コミュニケーションをとるうえで、「話し方」以上に大切な「聞き方」について書きました。早速、5万部を超えるヒットとなり、多くのみなさまに読んでいただけていることを、心からうれしく思います。

本記事では「嫌われる人の余計な一言」5つのNGを紹介します。

■「一言多い」ことに、本人は気づきにくいhttp://tblo.tennis365.net/ojfauoeru/2017/06/21/gsarecvgbsrtsrt/
http://tblo.tennis365.net/ojfauoeru/2017/06/21/fgawerxfvawer/


 「あの人は一言多い」という人っていますよね。

 そこは黙っておけばいいのに、つい余計なことをいってしまい、雰囲気を壊したり、嫌われたりする人……。

 この記事を書くにあたっていろいろ考えてみたのですが、「一言多い」といっても、いくつかのパターンがあるように思えます。

 「了解しながらも相手をけなす一言」を入れてしまうパターンや、「答えを先回りして」言ってしまうパターンなど。

 しかし、どのパターンにしても共通しているのは、悪気はないこと、ちょっと自己顕示欲が強めの人が言いがちなことです。

 1回1回はささいなことなのですが、積み重なるとイラッとしてしまいますよね。

 では、嫌われる人の「余計な一言」はどんなものか、パターン別に紹介しましょう。

 まず、よくありがちなのが、つい「相手をけなす一言」を付け加えてしまうことです。

■その一言で「自分の器の小ささ」が出てしまう

 【1】「相手をけなす一言」を付け加えてしまう

「君は人の話を聞いてなさそうなのに、議事録はきれいでよくまとまっているよね」
「君は偏差値のわりには、仕事ができるよねhttp://www.68newspaper.net/article_detail.php?article_id=6068
http://www.68newspaper.net/article_detail.php?article_id=6067

「あいつは、人はいいんだけどさ。あれで女性にさえモテればねぇ」
「食欲旺盛でいいけど、食べた分だけ仕事してくれよ」
 会議の議事録をまとめてくれる部下に対して、「いつも議事録をきれいにまとめてくれてありがとう」「君は仕事ができるね」と言えばいいだけなのに、つい「人をけなす一言」を入れてしまう上司、いますよね。